土曜プレミアム『ガリレオ 禁断の魔術』感想
やっぱりガリレオは面白い。今回は湯川学(福山雅治)の科学や教え子に対する熱い気持ちが描かれていて意表を突かれました。常に冷静な湯川だけど内面は情熱や愛で溢れているのですね。
古芝伸吾(村上虹郎)との再会から物語が進みます。大学を入ってすぐに退学した彼の行方を追います。
新たな就職先で倉坂由里奈(森七菜)に会い、彼女は何かを知っていると直感します。
古芝が何かを計画していると推測。
女性刑事役は新木優子でした。
キリっとした感じで刑事役、似合ってると思いました。
古芝は復讐のためにレールガンを作成し代議士、大賀仁策(鈴木浩介)を狙います。
秘書役の中村雅俊の方が大物っぽかった。大賀が秘書に従う、主従関係のように思えました。ホテルの部屋で古芝秋穂(朝倉あき)が倒れた時、まず先に救急車を呼ぶのが自然ですが。
救急車へではなく秘書に相談の連絡を入れてるんですね。
大賀は秘書に何でも相談するうちに依存し、自分で判断や決断をしなくなっていったのかもしれません。
他者に頼り、委ねているうちに自分を見失ってる感じ。
怖いですね。
でも物語が進むうちに、自分が秋穂を見殺しにしたのだと自覚します。事実を受け入れ、変わって行くんですね…。
ラストは自首して罪を償う道を選びます。
湯川は古芝に、自分が代わりにレールガンの発射をすると告げます。
合図を送れと言います。
それを止めに入ろうとする草薙俊平(北村一輝)。
湯川に銃口を向けます。
緊迫のシーンでした。
科学の持つ力。それを使う人間。
自分の頭で考え判断し道を選ぶ大切さを、強く訴えていました。
古芝伸吾が追い詰められた状態から湯川の言動によって解放されていきます。
自分のために大きな犠牲を払おうとする先生に打たれますよね。
いいお話でした。
古芝を演じた村上虹郎はにじろうと読むのですね。
父は俳優の村上淳、母は歌手のUA 。
ネコ科の獣のような雰囲気で個性的ですね。
存在感がありました。
あらすじ 公式サイトより
帝都大学の准教授・湯川学(福山雅治)のもとを、医学部の新入生・古芝伸吾(村上虹郎)が訪ねてくる。湯川と伸吾は同じ高校の物理研究会の先輩・後輩という関係で、湯川は物理研究会のOBとして、高校生の伸吾に実験の指導もしていた。優秀な科学者だった伸吾の父のことも知る湯川は、伸吾が医学部に入学したことが意外だと話し、「君ほど優秀な人間なら、医療の分野でも人の役に立つ仕事ができるだろう」と伸吾の将来に期待を膨らませる。尊敬する湯川と出会えた喜びを姉の古芝秋穂(朝倉あき)に伝えようと、電話をする伸吾だが、その電話に出たのはなぜか警察の人間だった・・・。
5カ月後、フリーライターの長岡修(平原テツ)が自宅で後頭部を殴打され殺害された。現場には、ある動画ファイルが収録されたメモリーカードが残っていた。刑事・草薙俊平(北村一輝)、牧村朋佳(新木優子)らの捜査により、長岡は茨城県・光原市で計画中の科学技術に関する公共事業の反対派だったことが判明。その事業を推進するのが、代議士の大賀仁策(鈴木浩介)だった。
長岡が残した動画に突然倉庫の壁に穴が開いた奇妙な現象が映っているのを見た草薙は、部下の牧村を連れ、帝都大学の湯川のもとを訪ねる。草薙と牧村が動画を湯川に見せ、殺害された男性が長岡だと話すと、湯川と助手の栗林宏美(渡辺いっけい)は表情が一変する。長岡は殺害される数日前に湯川の研究室に訪れていたのだ。しかし湯川は、長岡が研究室に訪れたことを草薙と牧村には言わなかった。「映像が撮影された場所を見せてくれ」と話す湯川のただならぬ様子を気にかけつつ、草薙は牧村とともに現場へと向かう。一通り現場を見終えた湯川はおもむろに誰かに電話をかけるも、相手は電話に出ない。その電話の相手は伸吾だった。
その後、牧村と刑事・太田川稔(澤部佑)は、光原市で聞き込みを開始。大賀が講演でやってくると聞き、長岡との接点を探るため直撃を試みるが、秘書の鵜飼和郎(中村雅俊)に阻まれてしまう。 同じ頃、湯川は、「クラサカ工機」という町工場にいた。湯川は伸吾がなぜか帝都大学を入学直後に退学し、「クラサカ工機」に就職したという情報をつかんだからだった。湯川が工場内を見渡していると、制服姿の倉坂由里奈(森七菜)に声をかけられ、そこで湯川は伸吾の現状を知る。
キャスト
福山雅治 新木優子
澤部 佑(ハライチ)
村上虹郎 森 七菜
朝倉あき 平原テツ
中村雅俊(特別出演) 鈴木浩介
渡辺いっけい 北村一輝
音楽 菅野祐悟・福山雅治『オリジナルサウンドトラック』
(ユニバーサルミュージック)
原作 東野圭吾『禁断の魔術』
(文春文庫刊)
古芝伸吾(村上虹郎)との再会から物語が進みます。大学を入ってすぐに退学した彼の行方を追います。
新たな就職先で倉坂由里奈(森七菜)に会い、彼女は何かを知っていると直感します。
古芝が何かを計画していると推測。
女性刑事役は新木優子でした。
キリっとした感じで刑事役、似合ってると思いました。
古芝は復讐のためにレールガンを作成し代議士、大賀仁策(鈴木浩介)を狙います。
秘書役の中村雅俊の方が大物っぽかった。大賀が秘書に従う、主従関係のように思えました。ホテルの部屋で古芝秋穂(朝倉あき)が倒れた時、まず先に救急車を呼ぶのが自然ですが。
救急車へではなく秘書に相談の連絡を入れてるんですね。
大賀は秘書に何でも相談するうちに依存し、自分で判断や決断をしなくなっていったのかもしれません。
他者に頼り、委ねているうちに自分を見失ってる感じ。
怖いですね。
でも物語が進むうちに、自分が秋穂を見殺しにしたのだと自覚します。事実を受け入れ、変わって行くんですね…。
ラストは自首して罪を償う道を選びます。
湯川は古芝に、自分が代わりにレールガンの発射をすると告げます。
合図を送れと言います。
それを止めに入ろうとする草薙俊平(北村一輝)。
湯川に銃口を向けます。
緊迫のシーンでした。
科学の持つ力。それを使う人間。
自分の頭で考え判断し道を選ぶ大切さを、強く訴えていました。
古芝伸吾が追い詰められた状態から湯川の言動によって解放されていきます。
自分のために大きな犠牲を払おうとする先生に打たれますよね。
いいお話でした。

古芝を演じた村上虹郎はにじろうと読むのですね。
父は俳優の村上淳、母は歌手のUA 。
ネコ科の獣のような雰囲気で個性的ですね。
存在感がありました。
あらすじ 公式サイトより
帝都大学の准教授・湯川学(福山雅治)のもとを、医学部の新入生・古芝伸吾(村上虹郎)が訪ねてくる。湯川と伸吾は同じ高校の物理研究会の先輩・後輩という関係で、湯川は物理研究会のOBとして、高校生の伸吾に実験の指導もしていた。優秀な科学者だった伸吾の父のことも知る湯川は、伸吾が医学部に入学したことが意外だと話し、「君ほど優秀な人間なら、医療の分野でも人の役に立つ仕事ができるだろう」と伸吾の将来に期待を膨らませる。尊敬する湯川と出会えた喜びを姉の古芝秋穂(朝倉あき)に伝えようと、電話をする伸吾だが、その電話に出たのはなぜか警察の人間だった・・・。
5カ月後、フリーライターの長岡修(平原テツ)が自宅で後頭部を殴打され殺害された。現場には、ある動画ファイルが収録されたメモリーカードが残っていた。刑事・草薙俊平(北村一輝)、牧村朋佳(新木優子)らの捜査により、長岡は茨城県・光原市で計画中の科学技術に関する公共事業の反対派だったことが判明。その事業を推進するのが、代議士の大賀仁策(鈴木浩介)だった。
長岡が残した動画に突然倉庫の壁に穴が開いた奇妙な現象が映っているのを見た草薙は、部下の牧村を連れ、帝都大学の湯川のもとを訪ねる。草薙と牧村が動画を湯川に見せ、殺害された男性が長岡だと話すと、湯川と助手の栗林宏美(渡辺いっけい)は表情が一変する。長岡は殺害される数日前に湯川の研究室に訪れていたのだ。しかし湯川は、長岡が研究室に訪れたことを草薙と牧村には言わなかった。「映像が撮影された場所を見せてくれ」と話す湯川のただならぬ様子を気にかけつつ、草薙は牧村とともに現場へと向かう。一通り現場を見終えた湯川はおもむろに誰かに電話をかけるも、相手は電話に出ない。その電話の相手は伸吾だった。
その後、牧村と刑事・太田川稔(澤部佑)は、光原市で聞き込みを開始。大賀が講演でやってくると聞き、長岡との接点を探るため直撃を試みるが、秘書の鵜飼和郎(中村雅俊)に阻まれてしまう。 同じ頃、湯川は、「クラサカ工機」という町工場にいた。湯川は伸吾がなぜか帝都大学を入学直後に退学し、「クラサカ工機」に就職したという情報をつかんだからだった。湯川が工場内を見渡していると、制服姿の倉坂由里奈(森七菜)に声をかけられ、そこで湯川は伸吾の現状を知る。
キャスト
福山雅治 新木優子
澤部 佑(ハライチ)
村上虹郎 森 七菜
朝倉あき 平原テツ
中村雅俊(特別出演) 鈴木浩介
渡辺いっけい 北村一輝
音楽 菅野祐悟・福山雅治『オリジナルサウンドトラック』
(ユニバーサルミュージック)
原作 東野圭吾『禁断の魔術』
(文春文庫刊)
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