「ユニコーンに乗って」最終回 感想

 功 の抱きしめ方がぎこちなくてハラハラ。笑)
 彼女の告白を聞いた後も表情が硬い。もっと長年抑えてきた感情があふれ出すような、喜びに満ちた輝きを表現して~~。…杉野遥亮君、頑張って~~。(; _ _ )/
 成川佐奈(永野芽郁)と須崎功(杉野遥亮)はもうビジネスパートナーでなくなったし、自由に恋愛できる立場になりました。
 にもかかわらず、自分の気持ちに蓋をして、遠慮して。
 不思議。
 こんな男女いる?
 ストイックだよね。  
 現実はもっとギラギラした感情もあるはず。 
 それもドラマの世界のフィルターにかけられた感じ。

 小鳥(西島秀俊)さんはユニコーンなの?
 協調性があり過ぎる小鳥さん。
 若い世代に足りないものをきちんと教え、伝え。
 フォローする役割なんですね。
  
 早智(広末涼子)との交際を匂わせるようなエンディング。
 もうひとつだなぁ。
 あまりピンと来ない。
 小鳥さんの過去の結婚とか恋愛事情とかは全く描かれなかったけど。
 
 大人の欲望とかを排除した世界なんだと思いました。
 執着や固執が無いから重苦しくない。
 恨みも憎しみも、人間の醜い感情は無い世界。
 サッパリ爽やか。

 広々としたオフィス。余剰空間の持つ豊かさ。そして佐奈の暮らす部屋も広く余裕を感じさせます。
 こういうのは恵まれ過ぎな気もします。
 贅沢な環境に現実はどうなのかと思いますが。
 仕事もこんなに全てが上手く行くのかという感じではありますが。

 日々の生活はお仕事をメインに、だけどプライベートも大切にしてハッピーエンド。
 素敵な女性の生き方を描き、内容もほのぼのとさせられました。
 ビジュアルもパステルカラーで明るく、軽く、清々しい風のようなドラマでした。そういうものが散りばめられた世界。

 愛情が押し付けがましくなくて、相手の領域をきちんと尊重して。

 森本海斗のエピソードだけはスパイスが効いて印象深かったですね。
 坂東龍汰の役作りが良かった。
 悪役の松尾さん、憎い役どころでした。

 でもそれ以外は…。
 癒しや優しさに溢れていましたね。


あらすじ Yahoo!テレビより
ドリームポニーは早智(広末涼子)の会社に買収されたことにより知名度と信頼性を上げた。佐奈(永野芽郁)は海外展開を見据える一方、参加した本社の役員会議で企業向け新サービスを実験的に導入してほしいと訴え、早智や役員らから好感触を得る。精力的に仕事に打ち込む佐奈だったが、須崎(杉野遥亮)とは連絡を取り合わないまま。小鳥(西島秀俊)は無理を重ねる佐奈を心配し…。

音楽 青木沙也果

主題歌   DISH// 「しわくちゃな雲を抱いて」

あらすじ 公式サイトより
サイバーモバイルとM&Aという形で手を組み、新たなスタートを切ったドリームポニー。念願の世界進出へ向けて動き出し、佐奈(永野芽郁)は充実した日々を送っていた。

しかし、ふとした時に思い出すのは会社を去った須崎(杉野遥亮)のこと──
“ビジネスパートナー”ですらなくなってしまった今、佐奈は須崎に連絡を取ることもできずにいた。心に空いた穴を誤魔化すかのように、ひたすら仕事に打ち込む佐奈だったが、無理がたたり体調を崩してしまう…
そんな佐奈にそっと寄り添う小鳥(西島秀俊)。佐奈の異変をずっと気にかけていた小鳥は、佐奈にある助言をする。

一方、新たな職場で夢を追い始めた須崎もまた、日常の中でふいに佐奈を思い出していた。蓋をしたはずの気持ちがぶり返し、もやもやを募らせる。

ついに結末に向けて動き出す、佐奈と須崎、そして小鳥。戸惑いながらも、前に進んできた彼らが最後に見出す希望とは…!? 大人の青春の行方をお見逃しなく!

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