「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」最終回 感想
心の闇や悪の全てを真壁永久に押し付けて物語は収束しました。
最終回直前、唐突に現れた永久。彼女に全部を背負わせました。
芦名星は精一杯異常なキャラを演じてたと思います。
声、話し方、立ち居振る舞い、そして過剰な目の動きと表情で、悪役に成り切っていました。
舞台芝居の様に大げさです。
回想シーンにも微塵も姿を見せなかった彼女。
強引な運びで急に出演したら、そうなるのも仕方ないでしょう。
いきなり猟奇殺人犯ってこういうものって演じる訳ですから。
でも猟奇殺人犯というのは、もっと無表情かもしれませんね。
波留が演じていた比奈子の方が、実は深層にそういう危うさを隠してる人なのではと思わせたりします。
それで第8話まで引っ張って来たのですから。
ドラマはそうやって視聴者を釘付けにしました。
だけど「やっぱり違いました、ヒロインは手を汚しません。」と逃げ切ってしまいました。
殺人鬼の比奈子(波瑠)を見たかった人もいるでしょう。
でもそれは、テレビドラマとしてはNGなんですね。
ヒロインは綺麗で美しくて、手を汚してはいけない者。
だから都合の悪いものを全部、真壁永久に被せました。
そして都夜の殺され方も残忍です。
女性犯罪者への仕打ち、描き方が酷いですね。
比奈子の言動、夢の数々はやっぱり思わせぶりなだけでした。
比奈子の母親も、とても愛情深く健全な人だったし。
美しい映像通りの健全な子供時代という事でまとまりました。
父親は暴力をふるう人で母親と離婚した。
そういう家庭ではあったけど、犯罪とは無縁の情緒を育みました。
また東海林は熱血刑事だったし、青春ドラマのようなセリフで比奈子を説得して熱かったです。
東海林も助かって、比奈子は誰も殺さずに済みました。
助かって良かった。
何より、中島先生が死ななくて本当にホッとしました。
林遣都主演でプロファイラー中島のドラマを見たいです。(笑)
石上妙子(原田美枝子)と厚田(渡部篤郎)はやっぱり元夫婦だったんですね。
週3日は行き来しているって、それ今も別居婚みたいな感じ?
二人が妙にほのぼのした雰囲気を出してました。
夢の映像は美しかった。
波留の子供時代の女の子も似ていたし。
分解した時計の場面とか、凄く凝っていましたね。
ビジュアルの細部にこだわりを感じました。
あらすじ 公式サイトより
東海林(横山裕)に異常性を暴かれたことで辞職を決意した比奈子(波瑠)。ところがその矢先、比奈子に強い執着を抱く佐藤都夜(佐々木希)が脱走し、命を狙われる危険性の高い比奈子は東海林の警護の元、ホテル住まいすることに。
しかし、そんな警察の計画をあざ笑うかのように、都夜は比奈子の居場所を突き止める。一方、警視庁・片岡(高橋努)は都夜を追跡し、追い詰める間際で、突然現れた女性に切り付けられる。その女性こそ、高校生だった比奈子にナイフを渡し、「自分らしく人を殺せばいい」と進言した真壁永久(芦名星)だった!ぼう然とする比奈子に何事かを語りかけ、永久は再び姿を消す……。
一方、ホテルから行方をくらませた東海林は永久に拉致・監禁されていた。彼女の恐るべき計画に恐れ戦く東海林……。永久に翻弄(ほんろう)され、最悪の窮地に陥る比奈子は、かつての進言通り、殺人者になってしまうのか―!?
これまで殺人者への強い探究心で犯罪者と対峙(たいじ)し、「人を殺す者と殺さない者の境界線」に立ってきた比奈子は、最恐かつ因縁の女性・永久との再会をきっかけに、どんな答えを見出すのか?闇を抱える女刑事の物語が、衝撃のクライマックスを迎える。
第1話 第2話 第3話 第4話
第5話 第6話 第7話 第8話
最終回直前、唐突に現れた永久。彼女に全部を背負わせました。
芦名星は精一杯異常なキャラを演じてたと思います。
声、話し方、立ち居振る舞い、そして過剰な目の動きと表情で、悪役に成り切っていました。
舞台芝居の様に大げさです。
回想シーンにも微塵も姿を見せなかった彼女。
強引な運びで急に出演したら、そうなるのも仕方ないでしょう。
いきなり猟奇殺人犯ってこういうものって演じる訳ですから。
でも猟奇殺人犯というのは、もっと無表情かもしれませんね。
波留が演じていた比奈子の方が、実は深層にそういう危うさを隠してる人なのではと思わせたりします。
それで第8話まで引っ張って来たのですから。
ドラマはそうやって視聴者を釘付けにしました。
だけど「やっぱり違いました、ヒロインは手を汚しません。」と逃げ切ってしまいました。
殺人鬼の比奈子(波瑠)を見たかった人もいるでしょう。
でもそれは、テレビドラマとしてはNGなんですね。
ヒロインは綺麗で美しくて、手を汚してはいけない者。
だから都合の悪いものを全部、真壁永久に被せました。
そして都夜の殺され方も残忍です。
女性犯罪者への仕打ち、描き方が酷いですね。
比奈子の言動、夢の数々はやっぱり思わせぶりなだけでした。
比奈子の母親も、とても愛情深く健全な人だったし。
美しい映像通りの健全な子供時代という事でまとまりました。
父親は暴力をふるう人で母親と離婚した。
そういう家庭ではあったけど、犯罪とは無縁の情緒を育みました。
また東海林は熱血刑事だったし、青春ドラマのようなセリフで比奈子を説得して熱かったです。
東海林も助かって、比奈子は誰も殺さずに済みました。
助かって良かった。
何より、中島先生が死ななくて本当にホッとしました。
林遣都主演でプロファイラー中島のドラマを見たいです。(笑)
石上妙子(原田美枝子)と厚田(渡部篤郎)はやっぱり元夫婦だったんですね。
週3日は行き来しているって、それ今も別居婚みたいな感じ?
二人が妙にほのぼのした雰囲気を出してました。
夢の映像は美しかった。
波留の子供時代の女の子も似ていたし。
分解した時計の場面とか、凄く凝っていましたね。
ビジュアルの細部にこだわりを感じました。
あらすじ 公式サイトより
東海林(横山裕)に異常性を暴かれたことで辞職を決意した比奈子(波瑠)。ところがその矢先、比奈子に強い執着を抱く佐藤都夜(佐々木希)が脱走し、命を狙われる危険性の高い比奈子は東海林の警護の元、ホテル住まいすることに。
しかし、そんな警察の計画をあざ笑うかのように、都夜は比奈子の居場所を突き止める。一方、警視庁・片岡(高橋努)は都夜を追跡し、追い詰める間際で、突然現れた女性に切り付けられる。その女性こそ、高校生だった比奈子にナイフを渡し、「自分らしく人を殺せばいい」と進言した真壁永久(芦名星)だった!ぼう然とする比奈子に何事かを語りかけ、永久は再び姿を消す……。
一方、ホテルから行方をくらませた東海林は永久に拉致・監禁されていた。彼女の恐るべき計画に恐れ戦く東海林……。永久に翻弄(ほんろう)され、最悪の窮地に陥る比奈子は、かつての進言通り、殺人者になってしまうのか―!?
これまで殺人者への強い探究心で犯罪者と対峙(たいじ)し、「人を殺す者と殺さない者の境界線」に立ってきた比奈子は、最恐かつ因縁の女性・永久との再会をきっかけに、どんな答えを見出すのか?闇を抱える女刑事の物語が、衝撃のクライマックスを迎える。
第1話 第2話 第3話 第4話
第5話 第6話 第7話 第8話
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