「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第7話 感想

 比奈子が単独で犯人に接触、対峙。危ういところに東海林が現れ、比奈子を救います。初回からの流れのまま、同じパターンを繰り返していますよね。
 もう少し比奈子の過去を知りたいです~。
 小出しにして最終回まで引っ張るつもりなんでしょうか
 
 誰かにもらったというナイフ。
 それを使い、ジリジリと衝動を実行に移そうとする比奈子。
 でも詰めが甘い

 死にたがってる人に、だったら自分に殺させろと迫る原島。
 犯人を制圧するのを口実に人殺しを体験しようとする比奈子。
 他人を殺そうとする気持ちをその人自身に向けさせた中島医師。

 病んでますね…。

 舞台劇の様にセリフがメインになっています。
 緊迫したシーンで結構、セリフが多いです。



 今回も比奈子の「夢」のシーンに力が入っていました。
 見応えありました。母親は重要なカギを握ってるのか。
 台詞が重いです。
 相手の願望に便乗したと分析する比奈子と母親。
 夢の中の母親は、比奈子自身で自分と対話しているのか…。

 それと…。
 中島(林遣都)のプロファイリングが冴えわたっています。
 中島は比奈子の「心の闇」に迫ろうとします。
 でもまだ何か秘密がありそう。

 情報屋、藤川を刺した人物が、東海林に電話したのだと思いますが、それは比奈子にナイフを渡したのと同一人物

 中島先生、一応あの施設の外へは出られないみたいだけど、比奈子は好きな時に会いに行けるようだし、書類や資料も受け取って、スマホも使用し自分の意見を発信できます。
 
 ほとんど自由の身と言っていいですね。

 映像が美しいです。

 施設の真っ白い部屋は幻想的。
 白は無垢なイメージですが…。
 あの部屋にいる限り、二人は無垢でいられる。
 白一色の内装に何かメッセージがありそう。


 ラストが悲劇的でない事を願います。




 次回、佐々木希が再登場で、どうなる事やら…。 


あらすじ 公式サイトより
「お前の素の顔……人殺しと同じだよな」
「……私は刑事です。まだ」
東海林(横山裕)が比奈子(波瑠)の異常性を疑い始めた矢先、情報屋の藤川(不破万作)が殺された。藤川との間にトラブルを抱えていた東海林は、厚田(渡部篤郎)から事件の捜査を外れるよう命じられる。

一方、ちまたでは劇薬の除草剤を使った服毒自殺が4件立て続けに起きていた。遺体が握りしめていた遺書に『生きた証をAIDに託します』と書かれていたことから、警察は何者かが毒物を送りつけ、自殺を手助けしていると睨む。
その捜査の途中、比奈子は交番勤務の警官・原島(モロ師岡)と再会。原島は、藤川の一件で捜査を外された東海林を心配していた。

そこへ今度は、5人目の服毒自殺者が見つかったと知らせが入る。
遺体の傍には『AID』とダイイングメッセージが残され、それはまるで殺人事件のようだった。妙子(原田美枝子)の話では、一連の自殺に使われた除草剤はすべて25年前に製造されたもので、恐らく自殺をほう助した人物が、製造中止になる前から保管していたものと考えられる。
さらに、比奈子はかつて原島の幼い息子が自殺に巻き込まれて亡くなり、妻もその数年後に亡くなったことを知る。

その後、AIDが自殺志願者の集まるサイトだと判明し、鑑識班は事件の黒幕と思われる管理者を突き止めるために奔走。
比奈子も事件のプロファイリングを中島に依頼する。一方、東海林の元には何者かが「藤堂比奈子について、いいことを教えてやる」と電話してきて……。

やがて、AIDから毒物を送られた自殺志願者のうち、2名は別の方法で死んでおり、AIDがそのことを知っていた形跡があることから、比奈子は犯人が警察関係者だと推理。
先日AIDから毒物を送られながらも、自殺を思いとどまった女性の家へ急ぐと、そこにいたのは原島だった――!

実は、原島の妻は今回使われた除草剤で自殺しており、その後、家族の死を受け入れた原島は自ら自殺を望む者を救おうと考えたが、志願者が後を断たない現実に怒りを覚え、罰を与えたという
。銃を向けて襲いかかってくる原島に、比奈子はナイフで応戦しようとするが、なぜか鞄の中のナイフがない。あきらめかけたその時、間一髪のところで東海林が駆けつけ、比奈子は命拾いするが、東海林は比奈子の心を見透かすように比奈子が探していたナイフを取り出し、「テメーはもう、刑事じゃねぇ。刑事を名乗るなんて、俺が許さねぇ」と言い放ち……。


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