「蜜の味 ~A Tasete Of Honey~」第8話感想
『2011年の雅人と直子は身なりが裕福』
あらすじ 公式サイトより
森本直子(榮倉奈々)は、則杉康志(溝端淳平)から「8年もの間、自分を騙していた」と責められる。
頼陽華(木村文乃)の必死の弁明も届かず、康志はついに「別れよう」と告げる。しかし、直子は黙ったまま何も言うことができない。康志が出ていった後、直子は自分が再び池澤雅人(ARATA)に惹かれていることを自覚する。康志を愛したいのに愛すことができず、封印したはずの思いが再燃してしまうことが、直子には哀しい。
一週間後、病院では霧島(佐野史郎)と滝ノ原(升毅)の一騎打ちと目される医学部長選が始まった。病理学教室の原田彩(菅野美穂)、陽華、細川裕司(山崎樹範)は淡々と仕事を続け、外科病棟の雅人は直子を従え患者に病状を説明していた。一方の康志は、蓑屋進(近藤公園)から、直子のことは忘れて見合いをするよう勧められるが、聞き流す。
そんな日の夜、直子は雅人が乗るタクシーに同乗し自宅まで送ってもらう。その降り際、雅人が明日、買い物に付き合ってくれないかと言う。8年の間に街が変わって様子がわからないから身内として付き合ってくれ、と頼む雅人に直子はそれを承諾する。
そして翌日、直子と雅人は、雅人の洋服選びを楽しんだ。やがて夕方になり、ふたりはカフェに入る。そこでいろいろと話すうち、雅人が聞きたいことがあれば、何でも聞いてくれと言った。すると直子は、8年前のあのキスは何だったのか、と切り出した。
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・* *・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
激怒し、わめく則杉。
「8年間、池澤先生の代わりをさせられてきた。
つなぎだろ。つなぎ。
別れよう。
嫌だって言わないんだな。」
出て行く則杉。
選挙が始まる。
「見合いしろよ。」蓑屋進は則杉にアドバイス。
周囲には人がいない。
「医学部長選だから。」
「勝ちました。時期医学部長は滝ノ原教授です。」
「最初っから池澤とじゃなくオレと付き合えばよかった。」と細川。
宴会で盛り上がってる。
雅人の買い物に付き合い、その後二人で話す
「8年前のキスはなんだったんでしょうか?」
「可愛かったし、愛おしかった。」
「もし呼び出しがなくても帰っちゃいましたか?」
「帰れなかったと思う。
朝までいたとしても、ピッツバーグへは行ったよ。」
霧島教授は落ち込んでいて彩に君も負けたんだと言う。
「外科に池澤雅人が戻ってきたからだ。」
「これからです。負けっぱなしは教授も私も性に合いませんから。」
則杉からの着信を無視してきた直子。
部屋に帰ると則杉がいた。
「買い物?」
「言いたい事があったら言えよ。」
話し合おうとするが直子は冷たい。
「それ飲んだら帰って。」
「もうちょっとで騙されるとこだったわ。」
屋上で話す彩と雅人。
離婚届は破いたと告げる。
あなたが育てたいのは森本直子。
「あなたは一生私の夫よ。」
「がっかりしたよ。8年前と同じじゃないか。」と雅人。
「それなら調停を申し立てるよ。」
「もう一度一緒になってやれよ。」と雅人に言う細川。
「原みたいな隙のない美人て口説きにくい。」ずっとひとりで寂しかったんだと。「惚れた女と守らなければならない女は違うんだよ。」
彩の部屋に則杉がやって来る。
「あなたも私も、あの二人に騙されてきたのね。」
「人がいいわね則杉君。」
「あの人達にはもう勝てないわ。
永遠にゴールはないのよ。
それでも魅かれあってる。
タブーというアドバンテージがある。」
自分達に入る余地はないと彩。
彩を抱き締める則杉。
薬の処方を直子の知らない所で何者かが書き換えているようだ。
IDとパスワードを変更するよう雅人は言う。
ラストで突然医療物になりました。
いや、その前に一瞬、画面が真っ暗になってテレビが故障したのかと思いました。(笑)
則杉のぶつける怒りはストーレートでしたね。
あそこまで直球かと思うのですが、考えてみると直子の部屋に雅人が訪れてからの一連の流れでした。ドアの所で立ち聞きしていたシーンで「つづく」になって、一週間たっての放映。
視聴者はその間、ワンクッション置きますが、則杉は違います。
彼の言う「二人でオレを笑い物にして。」
これは当たっています。
直子と雅人は則杉をコケにしていました。
座る位置も会話の内容も、内心、則杉を遮断して彼を除け者にしています。
この二人は秘密の手術に参加したという以外、特に疚しいことはしていません。
けれど何かあったか、なかったのか、それは問題ではありません。
直子の気持ちをお互い知っている、それが重要でしょう。
8年前、直子が雅人を好きでそのために医学部に入り、医師を目指したのは事実です。
そして雅人もそれを知っています。
8年後、再会し部屋を訪れ平然と現在の恋人の前にいます。
「部屋を見に来た。どんな様子か見に来た。」
則杉のこの言葉も当たっています。
雅人は好奇心から直子の部屋を訪れたのでしょう。
それ以外、理由はありません。
半同棲中の直子と則杉がどんな暮らしをしているのか覗き見したくなったのです。
更に直子ですが、「別れよう。」と言う則杉の言葉に反対しません。
激高して発した則杉のこの言葉に直子は乗ったのです。
自分から別れを切り出したり、冷静な時に話し合うと、理由付けや説得が面倒だし大変です。
直子はチャンスだと踏みました。
則杉の実家の医院で仕事をするのは気が進みませんでした。
絶対に一緒になりたいという強い気持ちは無かったのです。
だからチャンスを掴みそれに乗ったのです。
当然、携帯にも出ません。
則杉は勢いに任せて「別れよう。」と言ったものの、それはもちろん本心ではありません。
直子の部屋を訪れ、何とか自分の方へ振り向かせたい様子。
大学病院を辞めて自分の実家の医院へ一緒にと誘いますが、彼女は背を向け拒否します。
則杉への冷遇には唖然とします。
直子は愛情のない者に対しては冷酷です。
そして雅人は愛されてる人間のどこか傲慢さが…。
8年前は彩ひとりが悪役のような描かれ方をしてました。
でも現在はそれぞれが内面の醜さや、汚さを露呈。
彩は真剣だけど、先へ先へと勘ぐり過ぎ、動き過ぎで、元々何もない所を刺激して、逆に二人を近づける役割をしてるみたいです。(汗)
彩と則杉はあの後どうなったのか知りたい。(笑)
医者が宴会なんてするのか?
勤務医は患者さんを交代で扱うお仕事で睡眠時間も充分でない激務では?
一堂に集まる機会なんてあるの?
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話
あらすじ 公式サイトより
森本直子(榮倉奈々)は、則杉康志(溝端淳平)から「8年もの間、自分を騙していた」と責められる。
頼陽華(木村文乃)の必死の弁明も届かず、康志はついに「別れよう」と告げる。しかし、直子は黙ったまま何も言うことができない。康志が出ていった後、直子は自分が再び池澤雅人(ARATA)に惹かれていることを自覚する。康志を愛したいのに愛すことができず、封印したはずの思いが再燃してしまうことが、直子には哀しい。
一週間後、病院では霧島(佐野史郎)と滝ノ原(升毅)の一騎打ちと目される医学部長選が始まった。病理学教室の原田彩(菅野美穂)、陽華、細川裕司(山崎樹範)は淡々と仕事を続け、外科病棟の雅人は直子を従え患者に病状を説明していた。一方の康志は、蓑屋進(近藤公園)から、直子のことは忘れて見合いをするよう勧められるが、聞き流す。
そんな日の夜、直子は雅人が乗るタクシーに同乗し自宅まで送ってもらう。その降り際、雅人が明日、買い物に付き合ってくれないかと言う。8年の間に街が変わって様子がわからないから身内として付き合ってくれ、と頼む雅人に直子はそれを承諾する。
そして翌日、直子と雅人は、雅人の洋服選びを楽しんだ。やがて夕方になり、ふたりはカフェに入る。そこでいろいろと話すうち、雅人が聞きたいことがあれば、何でも聞いてくれと言った。すると直子は、8年前のあのキスは何だったのか、と切り出した。
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激怒し、わめく則杉。
「8年間、池澤先生の代わりをさせられてきた。
つなぎだろ。つなぎ。
別れよう。
嫌だって言わないんだな。」
出て行く則杉。
選挙が始まる。
「見合いしろよ。」蓑屋進は則杉にアドバイス。
周囲には人がいない。
「医学部長選だから。」
「勝ちました。時期医学部長は滝ノ原教授です。」
「最初っから池澤とじゃなくオレと付き合えばよかった。」と細川。
宴会で盛り上がってる。
雅人の買い物に付き合い、その後二人で話す
「8年前のキスはなんだったんでしょうか?」
「可愛かったし、愛おしかった。」
「もし呼び出しがなくても帰っちゃいましたか?」
「帰れなかったと思う。
朝までいたとしても、ピッツバーグへは行ったよ。」
霧島教授は落ち込んでいて彩に君も負けたんだと言う。
「外科に池澤雅人が戻ってきたからだ。」
「これからです。負けっぱなしは教授も私も性に合いませんから。」
則杉からの着信を無視してきた直子。
部屋に帰ると則杉がいた。
「買い物?」
「言いたい事があったら言えよ。」
話し合おうとするが直子は冷たい。
「それ飲んだら帰って。」
「もうちょっとで騙されるとこだったわ。」
屋上で話す彩と雅人。
離婚届は破いたと告げる。
あなたが育てたいのは森本直子。
「あなたは一生私の夫よ。」
「がっかりしたよ。8年前と同じじゃないか。」と雅人。
「それなら調停を申し立てるよ。」
「もう一度一緒になってやれよ。」と雅人に言う細川。
「原みたいな隙のない美人て口説きにくい。」ずっとひとりで寂しかったんだと。「惚れた女と守らなければならない女は違うんだよ。」
彩の部屋に則杉がやって来る。
「あなたも私も、あの二人に騙されてきたのね。」
「人がいいわね則杉君。」
「あの人達にはもう勝てないわ。
永遠にゴールはないのよ。
それでも魅かれあってる。
タブーというアドバンテージがある。」
自分達に入る余地はないと彩。
彩を抱き締める則杉。
薬の処方を直子の知らない所で何者かが書き換えているようだ。
IDとパスワードを変更するよう雅人は言う。
ラストで突然医療物になりました。
いや、その前に一瞬、画面が真っ暗になってテレビが故障したのかと思いました。(笑)
則杉のぶつける怒りはストーレートでしたね。
あそこまで直球かと思うのですが、考えてみると直子の部屋に雅人が訪れてからの一連の流れでした。ドアの所で立ち聞きしていたシーンで「つづく」になって、一週間たっての放映。
視聴者はその間、ワンクッション置きますが、則杉は違います。
彼の言う「二人でオレを笑い物にして。」
これは当たっています。
直子と雅人は則杉をコケにしていました。
座る位置も会話の内容も、内心、則杉を遮断して彼を除け者にしています。
この二人は秘密の手術に参加したという以外、特に疚しいことはしていません。
けれど何かあったか、なかったのか、それは問題ではありません。
直子の気持ちをお互い知っている、それが重要でしょう。
8年前、直子が雅人を好きでそのために医学部に入り、医師を目指したのは事実です。
そして雅人もそれを知っています。
8年後、再会し部屋を訪れ平然と現在の恋人の前にいます。
「部屋を見に来た。どんな様子か見に来た。」
則杉のこの言葉も当たっています。
雅人は好奇心から直子の部屋を訪れたのでしょう。
それ以外、理由はありません。
半同棲中の直子と則杉がどんな暮らしをしているのか覗き見したくなったのです。
更に直子ですが、「別れよう。」と言う則杉の言葉に反対しません。
激高して発した則杉のこの言葉に直子は乗ったのです。
自分から別れを切り出したり、冷静な時に話し合うと、理由付けや説得が面倒だし大変です。
直子はチャンスだと踏みました。
則杉の実家の医院で仕事をするのは気が進みませんでした。
絶対に一緒になりたいという強い気持ちは無かったのです。
だからチャンスを掴みそれに乗ったのです。
当然、携帯にも出ません。
則杉は勢いに任せて「別れよう。」と言ったものの、それはもちろん本心ではありません。
直子の部屋を訪れ、何とか自分の方へ振り向かせたい様子。
大学病院を辞めて自分の実家の医院へ一緒にと誘いますが、彼女は背を向け拒否します。
則杉への冷遇には唖然とします。
直子は愛情のない者に対しては冷酷です。
そして雅人は愛されてる人間のどこか傲慢さが…。
8年前は彩ひとりが悪役のような描かれ方をしてました。
でも現在はそれぞれが内面の醜さや、汚さを露呈。
彩は真剣だけど、先へ先へと勘ぐり過ぎ、動き過ぎで、元々何もない所を刺激して、逆に二人を近づける役割をしてるみたいです。(汗)
彩と則杉はあの後どうなったのか知りたい。(笑)
医者が宴会なんてするのか?
勤務医は患者さんを交代で扱うお仕事で睡眠時間も充分でない激務では?
一堂に集まる機会なんてあるの?
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