「蜜の味 ~A Tasete Of Honey~」第10話感想
「森本直子の両親が岡山から出てきてるのよ。」
彩の部屋で両親が話す。
週刊誌の記事はでたらめですよね、と確かめにきたのだ。
「本当です。私にとっても哀しい事ですけど。」
「8年間は長くて苦しい月日でした。」と語る彩。
「雅人と直子は必ず別れさせますんで。それが親の責任というものです。」と父親、洋介。
「前世から結ばれていたような強い絆を。」感じると言う彩。
直子は携帯で週刊誌を検索し、新しい記事の内容を知る。
牛窓での雅人との昔の写真や実家が掲載されている。
「尊い様な気もします。」彩は言う。
「せめて私だけは理解してあげたいと思うんです。」
「これが私の雅人への愛情です。認めてあげて下さい。」
直子の元へやって来る両親、洋介と久子。
研究室へ戻ってくる彩。
「やるだけのことはやったわ。」
「最後の賭けって言ってたけど、なんなの?」と細川。
「あの二人がやりたい放題やってもいいってものでもないわ。」
霧島教授が週刊誌のコピーをしに来た。
雅人が帰って来るとひとり洋介がいた。
「東京なんか行かせるんじゃなかったわ。」と母親、久子。
「男と女の間には信じられん事が起きるんよ。
お父さんほど驚いとらんのじゃホントは。」
「距離を取ったけど見違えるほど成長してた。
今度は僕が直子に魅かれたんだ。」気持ちを洋介に打ち明ける雅人。
「覚悟を決めたんだよ。」
「おまえはそれでも人間か?」と洋介は雅人を殴る。
「娘と弟が…。」
「本当の愛じゃない。周囲の人間を不幸にする愛は。」と久子。
「後悔したくないの。不幸になるならなってもいい。」と直子。
「貫き通す愛を選ぼうと思う。
私は私の選んだ道を行く。」
「精一杯愛そうと思ってます。」
「大切に守っていきますから。」
「兄さんと姉さんへの感謝の気持ちは忘れません。」
部屋を出る雅人。
雅人の携帯は壊れている。
「これで良かったって思ってますよね。」と彩に言う則杉。
雨の中、直子を捜して歩く雅人。
直子と出会う。
駆け寄り抱き合う二人。
彩は見ている。
ラウンジで滝ノ原教授と話す霧島教授。
「彩ちゃ~ん。」と呼ぶ霧島。
「池澤先生とモリモリ、辞めちゃったんだって?」
白い大きな封筒を置き、「お待たせしました。」と則杉。
すれ違いに霧島教授が階段を上がって来て封筒を手にする。
週刊誌の記事とコピーが入っている。
直子と雅人は駅に降り立つ。
研究室の彩が突然倒れる。
雅人と直子が決意を固める第10話でした。
今回は則杉君の出番は少なく、彩が直子の両親の前で迫真の演技をしてみせ、大きな勝負に出ます。
圧巻でしたね。
研究室から自分の部屋へ向かう途中、立ち止まり、顔をしかめ眉間にしわを寄せ、歯を食いしばるような表情をしていた彩。
苦しい闘いに挑む前の、自分の気持ちを奮い立たせるような表情。
キツい状況…ですよね。
孤独な闘い。
でも止める訳にはいかない。
無駄だと分かっていても。
雅人が自分の所へ戻ってくることはないと分かっていても。
それでも止められない。
自分が興奮して直子と雅人を責め立てるのは簡単。
でも相手は直子の親。そいて雅人の兄。
身内には身内のことを攻撃しない。
他人が攻撃すると身内は身内同志で結束を固める。
かばい合う。
普段仲がいいとか悪いとか、それに関係なく他者から攻撃されると身内同志は守りの体勢に入る。
それをよく心得た彩の計算。
それでもそんな小手先の作戦は二人には通用しませんでしたね。
逆にお互い、自分の気持ちを確かめさせる結果に。
どんな知恵で周りが動いても、動けば動くほど二人はくっついて行きますよね。(笑)
ドラマチックに盛り上げたいシーンは雨の設定にしてますよね。
彩と直子は同じような赤い傘をさして歩いている訳だけど、あのシーンどちらが雅人とバッタリ出会うのか気になりましたね。
ほぼ同時に雅人と偶然出会い、弱冠直子の方が早かったのね。
あれ逆だと困るよね。w
まあいいんですけど…。
彩と出会ってから直子が現れて、彩を押しのけて二人が抱き合ってたらチョー残酷!
壊れた則杉は最終回もサイコな活躍をするんでしょうか?
期待しましょう。w
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・* *・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
あらすじ 公式サイトより
森本直子(榮倉奈々)は、怒って暴走する則杉康志(溝端淳平)を前になす術もないが、池澤雅人(ARATA)がそんな康志を部屋から退去させた。その後、雅人の指示で部屋の鍵を替えた直子は安堵し、雅人の自分への気持ちを尋ねる。すると雅人は、直子を愛していて一緒に生きて行きたいと思っていると答えた。
そんな頃、直子の父・洋介(阿南健治)と母・久子(キムラ緑子)は、週刊誌の記事の真偽を確かめるため原田彩(菅野美穂)と連絡を取り、彩宅を訪ねる約束をした。
病院に戻った雅人は、病理学教室に彩を訪ねると、彩を侮辱する発言をしたことを謝罪、病院を辞めようと思っていると告げると、その場を立ち去った。
そして、彩のマンションに洋介と久子がやってきた。週刊誌に載った直子と雅人の記事が信じられないふたりは、非常識を承知で彩に真相を尋ねに来たのだ。記事は全くのでたらめだろう、と狼狽する洋介に彩は、記事は事実だと話す。さらに、8年前に雅人がアメリカに留学を決めたのは直子への思いを断ち切るためで、自分にとってもこの8年は長くて辛いものだった、などと涙を浮かべながら訴えた。
同じ頃、直子は部屋で雅人の帰宅を待っていた。やがて、部屋の呼び鈴が鳴った。雅人だと思いドアに走りより覗き穴から外を見ると、立っていたのは洋介と久子だった。逃れられないと思った直子は両親を部屋に上がらせる。
その後、雅人が部屋に帰ってきたが、そこに直子の姿はなく…。
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話 第9話
彩の部屋で両親が話す。
週刊誌の記事はでたらめですよね、と確かめにきたのだ。
「本当です。私にとっても哀しい事ですけど。」
「8年間は長くて苦しい月日でした。」と語る彩。
「雅人と直子は必ず別れさせますんで。それが親の責任というものです。」と父親、洋介。
「前世から結ばれていたような強い絆を。」感じると言う彩。
直子は携帯で週刊誌を検索し、新しい記事の内容を知る。
牛窓での雅人との昔の写真や実家が掲載されている。
「尊い様な気もします。」彩は言う。
「せめて私だけは理解してあげたいと思うんです。」
「これが私の雅人への愛情です。認めてあげて下さい。」
直子の元へやって来る両親、洋介と久子。
研究室へ戻ってくる彩。
「やるだけのことはやったわ。」
「最後の賭けって言ってたけど、なんなの?」と細川。
「あの二人がやりたい放題やってもいいってものでもないわ。」
霧島教授が週刊誌のコピーをしに来た。
雅人が帰って来るとひとり洋介がいた。
「東京なんか行かせるんじゃなかったわ。」と母親、久子。
「男と女の間には信じられん事が起きるんよ。
お父さんほど驚いとらんのじゃホントは。」
「距離を取ったけど見違えるほど成長してた。
今度は僕が直子に魅かれたんだ。」気持ちを洋介に打ち明ける雅人。
「覚悟を決めたんだよ。」
「おまえはそれでも人間か?」と洋介は雅人を殴る。
「娘と弟が…。」
「本当の愛じゃない。周囲の人間を不幸にする愛は。」と久子。
「後悔したくないの。不幸になるならなってもいい。」と直子。
「貫き通す愛を選ぼうと思う。
私は私の選んだ道を行く。」
「精一杯愛そうと思ってます。」
「大切に守っていきますから。」
「兄さんと姉さんへの感謝の気持ちは忘れません。」
部屋を出る雅人。
雅人の携帯は壊れている。
「これで良かったって思ってますよね。」と彩に言う則杉。
雨の中、直子を捜して歩く雅人。
直子と出会う。
駆け寄り抱き合う二人。
彩は見ている。
ラウンジで滝ノ原教授と話す霧島教授。
「彩ちゃ~ん。」と呼ぶ霧島。
「池澤先生とモリモリ、辞めちゃったんだって?」
白い大きな封筒を置き、「お待たせしました。」と則杉。
すれ違いに霧島教授が階段を上がって来て封筒を手にする。
週刊誌の記事とコピーが入っている。
直子と雅人は駅に降り立つ。
研究室の彩が突然倒れる。
雅人と直子が決意を固める第10話でした。
今回は則杉君の出番は少なく、彩が直子の両親の前で迫真の演技をしてみせ、大きな勝負に出ます。
圧巻でしたね。
研究室から自分の部屋へ向かう途中、立ち止まり、顔をしかめ眉間にしわを寄せ、歯を食いしばるような表情をしていた彩。
苦しい闘いに挑む前の、自分の気持ちを奮い立たせるような表情。
キツい状況…ですよね。
孤独な闘い。
でも止める訳にはいかない。
無駄だと分かっていても。
雅人が自分の所へ戻ってくることはないと分かっていても。
それでも止められない。
自分が興奮して直子と雅人を責め立てるのは簡単。
でも相手は直子の親。そいて雅人の兄。
身内には身内のことを攻撃しない。
他人が攻撃すると身内は身内同志で結束を固める。
かばい合う。
普段仲がいいとか悪いとか、それに関係なく他者から攻撃されると身内同志は守りの体勢に入る。
それをよく心得た彩の計算。
それでもそんな小手先の作戦は二人には通用しませんでしたね。
逆にお互い、自分の気持ちを確かめさせる結果に。
どんな知恵で周りが動いても、動けば動くほど二人はくっついて行きますよね。(笑)
ドラマチックに盛り上げたいシーンは雨の設定にしてますよね。
彩と直子は同じような赤い傘をさして歩いている訳だけど、あのシーンどちらが雅人とバッタリ出会うのか気になりましたね。
ほぼ同時に雅人と偶然出会い、弱冠直子の方が早かったのね。
あれ逆だと困るよね。w
まあいいんですけど…。
彩と出会ってから直子が現れて、彩を押しのけて二人が抱き合ってたらチョー残酷!
壊れた則杉は最終回もサイコな活躍をするんでしょうか?
期待しましょう。w
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・* *・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
あらすじ 公式サイトより
森本直子(榮倉奈々)は、怒って暴走する則杉康志(溝端淳平)を前になす術もないが、池澤雅人(ARATA)がそんな康志を部屋から退去させた。その後、雅人の指示で部屋の鍵を替えた直子は安堵し、雅人の自分への気持ちを尋ねる。すると雅人は、直子を愛していて一緒に生きて行きたいと思っていると答えた。
そんな頃、直子の父・洋介(阿南健治)と母・久子(キムラ緑子)は、週刊誌の記事の真偽を確かめるため原田彩(菅野美穂)と連絡を取り、彩宅を訪ねる約束をした。
病院に戻った雅人は、病理学教室に彩を訪ねると、彩を侮辱する発言をしたことを謝罪、病院を辞めようと思っていると告げると、その場を立ち去った。
そして、彩のマンションに洋介と久子がやってきた。週刊誌に載った直子と雅人の記事が信じられないふたりは、非常識を承知で彩に真相を尋ねに来たのだ。記事は全くのでたらめだろう、と狼狽する洋介に彩は、記事は事実だと話す。さらに、8年前に雅人がアメリカに留学を決めたのは直子への思いを断ち切るためで、自分にとってもこの8年は長くて辛いものだった、などと涙を浮かべながら訴えた。
同じ頃、直子は部屋で雅人の帰宅を待っていた。やがて、部屋の呼び鈴が鳴った。雅人だと思いドアに走りより覗き穴から外を見ると、立っていたのは洋介と久子だった。逃れられないと思った直子は両親を部屋に上がらせる。
その後、雅人が部屋に帰ってきたが、そこに直子の姿はなく…。
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