「ＢＯＳＳ ２ｎｄ」第８話感想

　猟奇殺人事件が起きる。
　両手を縛られた女性が一酸化炭素中毒で亡くなっていて、遺体の寝かされた周囲には、いっぱいの花びらで飾られていた。そして額には血の拇印が。

　５年前のエンジェルキラーの犯行と同じ手口。大澤絵里子（天海祐希）は対策室メンバー達と捜査に当たる。



　第８話は竹中直人と谷原章介がゲスト。

　そして鑑識課の石川啓太の役、谷原章介ですが、なんと絵里子のお見合い相手として登場！

　ＢＯＳＳのパターンに慣れてきたので、前半、竹中直人の吉野教授が怪しいと思わせているけど、これは違うなとすぐ分かり、谷原章介で決まり…ですよね。

　しかし上司の計らいでお見合いした相手が真犯人だったなんて、これはいくら気丈な女性でも、ちょっとねェ、落ち込みませんか？

　もしかしたら恋に発展して、結婚！なんて事も。
　有りかもしれない…じゃないですか。


　石川啓太に誘われて食事の後、公園を歩いて、でももうその時すでに絵里子はこの人が犯人だと知っていて罠を仕掛けているんだって分かりましたね。

　死体愛好家だったとはね。
　いくらイケメンでもね…それはちょっと困りますよね。（笑）


　５年前、本物のエンジェルキラーの犯行に魅せられた石川は、犯人の遺留品を隠し持ち、ＤＮＡから特定し、精神の壊れてもはや犯行が続けられなくなったその男を殺し、指を切断して拇印に使った。
　そしていずれ教授に罪を擦り付けるつもりで脳梗塞をわずらった彼の犯行に見せかけるために、右手の力を弱くしてロープを縛った。
　教授の部屋から犯人と思われるようなファイルが見つかるが、それが逆に引っかかって絵里子に真犯人と見破られる。
　教授の部屋は雑然と片付いていなかった。
　けどファイルを作成した人は几帳面。
　なるほど～。
　教授も殺されちゃった…そうかぁ…。
　卑劣な奴。

　最後に絵里子が石川に放つ台詞がスカッとしてていいよね。

　これで一件落着。

　

　

　
　片桐琢磨（玉山鉄二）の恋のプライベートは順調な様で。
　山村啓輔（温水洋一）岩井善治（ケンドーコバヤシ）、花形一平（溝端淳平）は相変わらず色鮮やかなステージ衣装で楽しませてくれるし、田所幸子（長谷川京子）はとぼけてるし。
　黒原理香（成海璃子）は別室でインターネットを使いこなし活躍。


　こうやってパターンが掴めてくると安心して見ていられます。
　犯人の裏をかく手法なんかを楽しめるしいいですよね。

　とにかくファーストシーズンを見ていない事で、１回目と２回目は事態を把握するのに手いっぱい。
　木元真実や、新しい対策室のメンバーになってる田所と、犯人釈由美子の線引きとか。
　誰がレギュラーで誰がゲストか、大人数だし区別が付かないまま混乱した状態で、ドラマを楽しむ所までいかないのよね。
　一応役割分担みたいなものに馴染むのに時間がかかりました。

　レギュラーメンバーに馴染んでくると、落ち着けるというか。
　
　２ｎｄシーズンもほぼ終盤なんですね。
　今度のゲストは坂口憲二？
　やっぱりゲストが豪華。ショーアップして楽しませてくれますよね。


　





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